日中は気温が16℃まであがり、ちょっとした作業で汗ばむほどの暖かさだった。
山の雪もほとんど解けて、最近だいぶ暖かくはなったが、それでもまだまだ青森の朝晩は肌寒い。
いつものように薪ストーブの掃除をして火をつける。
火の立ち上がりが早いこのストーブは、着火からおよそ20分ほどで本稼働する。
それでも寒さの一番厳しい頃は、部屋全体が温まるまで灯油ストーブで凌いでいた。
もうだいぶ暖かいから、ストーブライフのお休みが近いかな。
ちょっと寂しい。
今週土曜日に開催する「くらしの木を学ぼうVol.1松」で何をお話しようか、頭の中を整理しながら現場まわりをした。
「松」とひと言にいっても、日本のマツ科nは「マツ属、モミ属、ツガ属、トガサワラ属、カラマツ属」の6つに分類される。
「暮らしと松」ということなので、ここではやはり「マツ属」に限定する。
さらに、身近な地域の森林をベースに考えれば、「アカマツ」と「クロマツ」がメインとなるのが必然だろう。
特にアカマツは里山の象徴ともいえる存在。
どんな内容になるか、私も楽しみだ。
そんなことを考えながらいつものように車を走らせていると、伐採跡地にポツリと1本だけ佇むアカマツを発見。
この意図する意味がお分かりだろうか?
アカマツ林を伐採する際、所有者が「種マツを残してけろ」なんて言われることがある。
将来アカマツ林になる可能性を残しておきたいという意志の表れなんだろう。
・そもそもアカマツってどういう樹種なのか?
・天然林の造成法は?
・松枯れ被害最前線から
・木材の利用
この辺のことをお話させて頂こうと思っている。
受講頂ければ、この「種マツ」の意味もお分かり頂けるだろう。
そして、その未来の行く末も・・・。
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