林業卒業旅行(フィンランド・スウェーデン)その5

サヴォンリンナへの道中

フィンランド6日目のこの日は、首都ヘルシンキからバスで、サヴォンリンナに移動。

片道5時間ほど。道中の景色をずっと観察してました(ほかのみんなは寝てたけど笑)。

フィンランドの森林の地形を象徴するかのように、高圧線がめっちゃ低い。そして何だか頼りない。

日本の場合はガチガチの鉄塔を空高く組み、その大きさは都心の高層ビル並。樹木の遥か上に電線がある場合が多い。フィンランドはそれだけ地形がなだらかで、無理なテンションをかける必要がないということだろうね。

こちらに来る前に、北欧林業のことについてはある程度予習してきたんだけど、やっぱりかぁ、といった景色が舞い込んでくる。

あまりにも多い皆伐地。全然日本の変わらないじゃん!

放置林もあれば、植栽してあるところも。もともと雨量も少なく、全体が岩盤地なため、土壌は貧弱。

植えてもなかなか育たないだろうなと、容易に想像がつく。

加えて、日本にくらべて樹種が少ないため、まったく変化に乏しい、単純な森林しかない。

これが憧れる北欧林業か!

後に紹介するんだけど、昔から行われていた国主導の「排水事業」が大きな影響を及ぼしているようでした。

LUSTOフィンランド森林博物館

サヴォンリンナ地方に到着し、楽しみだった森林博物館に行きました。

一部改築工事が進んでいて、同行者たちは残念がっていましたが、僕は十分に堪能させてもらいました。

外観および内の様子はこんな感じ。

排水事業

排水事業パネルとジオラマがありました。

「森と湖の国」なのは間違いないのですが、その沼地に大規模に排水路を入れて土地を乾燥させ、そこに植栽することで森林を増やそうという国の政策事業だ。これはかなり昔から進められてきたようだが、環境学者等の指摘で、生態系が破壊され、水質悪化や泥炭の流出も報告されているようだ。さらに、貧弱な岩盤土壌に苗木を植えても順調には育たない。

現に、辺りに見える単調な森林のほとんどは「アカマツ、シラカバ、トウヒ」のみ。アカマツやシラカバは痩せた土地にも強い樹種だから、言い方をかえるとそれしか育たないということだね。

フィンランド林業の闇かもしれません。

あっちこっちに張り巡らされている「排水路」

どこもかしくも薪!

薪はシラカバが多い印象でした。ちなみに僕が愛用する斧もフィンランド製「フィスカース」。

本日の宿泊は、LUSTOからバスで1時間半ほどの「ヨエンスー」。

いかにもの田舎町。今晩は静かに身体を休めて、明日はいよいよ北欧旅行最終日。

帰りが見えてきたからか、同行者みんな日本に帰ったら何食べたい会話が尽きなくなってきました笑

ちなみにランキング1位はラーメンのようです笑

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