ウッドショックは終わったのか?

森のこと

昨年から続くウッドショック。木材不足とともに価格が一気に上昇し、林業界にとっては追い風の如く期待ばかりが高まっていた。

しかし、ここに来て様子がおかしくなってきた。

丸太には一般的にA~Dに分類される大まかな等級がある。このうち、合板材に代表される近隣のB材工場の最近の動向を紹介する。

ファーストプライウッド(六戸)・・・1000円/㎥値下げ、週3のみ受入

川井林業(雫石)・・・受入制限

ホクヨープライ(宮古)・・・受入制限

セイホクプライ(石巻)・・・受入制限

今のところ値下げに踏み切ったのはファーストプライのみだが、どの工場も納入できる日に制限を掛け、受入量も調整してくるようになった。

ジャーナリストの田中淳夫さんの記事によれば、どうやら業者の頑張りで輸入木材はまったく不足していないようだ。

ウッドショック崩壊? 木材価格は暴落するか(田中淳夫) – 個人 – Yahoo!ニュース

確かに、在庫がだぶつけば、木材価格は下落する可能性は高いだろう。そうなったら今までの高揚感はどこ吹く風になるのか?

なんとか価格の下落は抑えてもらいたいと願いたい。林業界にとっては大きな節目になるかもしれない。

いずれにしても、在庫丸太を早急に売り捌かなければ!(焦)

コメント

タイトルとURLをコピーしました