雪解け後の搬出作業の確認

森のこと

昨年の冬に間伐した現場の状況確認に行ってきた。

ここは、とある公共事業の物件で、間伐によって出材された丸太は、「入札」により、各業者によって落札されている。

丸太の入札制度については、過去ブログを。公売丸太をWeb入札してみた | カマド日記 (kamado-company.com)

ここは比較的奥地の水源林地内。したがって、最近までかなりの雪が残っており、ジムニーでも入っていけなかった。

通常、こういった公共物件には「搬出期限」が設けられているため、いつまでも現場に置いておくわけにはいかない。

ということで、丸太を搬出できるようになったのか確認してきたって訳だ。

搬出方法を見直す

雪はほとんど解けていたので、搬出には何ら問題なかった。が、あらためて現地を確認してみると、いろいろと問題点を発見してしまった。

それは、まず丸太のあるところまで大型トラックが入って来れないこと。

また、いくつかの沢を横断することになり、かつ道路幅も結構狭い。

更に、大型トラックに丸太を積み込む訳だからかなりの重さになってしまう。これが何回も通行するとなると、確実に道路は破壊される。

そこで、キャタピラの運搬車を持ち込んで、大型トラックまで搬出すると考える訳だが、これが、丸太を置ける場所(仮置きできる場所)がどこにもない!

私は依頼されて来た訳だが、恐らく、依頼主である落札者は、現地の状況を見ていなかったのか、あるいは判断を見誤ったのか・・・。

搬出に掛かる費用を考えると、落札した金額が合わなくなる。赤字必至!

困った。困ったぞ!

丸太の仮置場をつくる以外、ほかに手立てがないんだけど、費用も掛かるし…。

とりあえず、慌てて判断せずに、もう少しだけ寝かせておこう。

はぁ、どうしよう~(内心)

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