森林情報を空から掴む。ドローン講習を受けてみた。

森のこと

林業界は今、「スマート林業」と題して、ITや地理空間情報などを活用して効率化を図ろうとしています。

その一つのツールとしてドローンが注目されており、森林の情報を空から掴み、調査から現場管理まで、あらゆる場面で活躍が期待されています。

カマドもドローンを使う機会が巡ってきたので、友人が経営しているスクールに昨日まで通っていました。

JUIDA(ジュイダ)ドローンスクール

まずは座学。

  • 法規制、ルール
  • 機体の構造などの技術
  • 電波と無線
  • 気象
  • 許認可の方法

が主な内容です。

特に法規制やルールは、知らないと大変なことになります。

懇切丁寧な講師陣にも恵まれたかもしれませんが、経験に基づいた生の声は貴重なこと。

独学だけではピンとこなかったでしょうね。

これだけのテキストがあるんです。

「えっ、大変じゃん」

と思われる方もいるでしょうけど、その分しっかり学んでおいた方がいいという裏返しだと感じました。

ドローン操縦は免許制にするべき

実はドローンの操縦ははじめてではありませんでした。

以前に少しだけ経験させてもらったのですが、なんの知識もなくよくやったものだと反省しています。

安易に操縦するものではないです。

正しい知識と技能訓練を経てはじめて理解しました。

「ドローンの操縦は免許制にするべき!」だと。

全国にはスクールを主催する団体がかなりあるようですが、しっかりとしたカリキュラムが整った団体で受講することを強くおすすめします。

また、はっきりとした方針はまだ示されていないようですが、どうやら免許制になるのかな?という噂があるようです。

いずれにしても、事故も多いようですし、絶対にそうするべきだと感じました。

簡単に購入できてしまう現状

ただ一番の問題は、ネットで気軽に誰でも購入できてしまうこと。

これは問題ですね。

だって、自動車免許のないものが車を買えるのはおかしいです。

使い方次第で、事故も事件も起きる可能性があるんだから。

すでに機体を所有していて、まだスクールなどで学んだ経験のない方は今からでも受講をお勧めします。

もちろん時間と費用を用しますが、何かあってからは遅いです。

便利なツールを手にする訳ですから、その分の代償は必ず必要だということですね。


ということで、ドローンでどんな調査をするのか、どんなことを実現していきたいのか、来週森林で実践しますので、その辺りをまたご報告します。

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