今朝は、いつもお世話になっている業者さんを現場に案内した。
先日投稿した「弘法大師様」の支障木だ。
神のお告げ?地域の思いと信用を繋げていく | カマド日記 (kamado-company.com)
わかってはいたんだけど、やっぱり難易度が高いと見積もられた。
まず、ラフタークレーンを持ってきても、距離があり過ぎてほとんど届かないとのこと。
現時点では、集落の方々が要求する内容がイマイチはっきりしないので、
「ここはこういう理由で、こういう風に伐採する」とか、
「この木の枝だけ詰めて伐ってしまうと、後々、腐って更に危ない」など、
業者さんと打ち合わせしながら頭の中を整理した。
作業内容とその目的。そして金額。
すべてを纏めて、週末にある集落の「普請(側溝掃除)」の時に説明したいと思っている。
五重塔
どうやったら効率的に作業ができるか。
弘法大師様の周囲をぐるりと周りながら、作業のイメージを構築していくと、
すぐ隣りにある、地域でも有名な「五重塔」をあらためて確認する。
釘を一本も使っていない、迫力ある建造物だ。
この五重塔は、工務店を営む総代の方が地域の家内安全と五穀豊穣を願い、2004年から自費で建築を進め2008年に完成した。高さ11mの総ヒバ造り。
さすが大工の町、五戸だ!
これを今回の記事にしようと、ネット情報を調べていたら、なんと驚愕の事実が!(ちょっと大袈裟に・・・)
私たちが今住まう家の先代家主さんが、この五重塔と大変関わりが深かったのだ。
五重塔の下から2段目のところに、ケヤキ板に記された「五重の塔賛歌」。
これを作詞したのが、先代家主さんだった!
妻に先ほどそのことを伝えると、「えっ、知らなかったの?前に言ったよね?!」
申し訳ない。その時はまだピンときていなかったんだよね。きっと。
ご縁がご縁を呼び、なんだか導かれているような感覚にもなった。
さて、今後どうなるのかな?
私のやれることは、精一杯、誠意を持って取り組ませて頂くことだけだ!
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