藤井聡太王将・「森林限界」発言が話題に

森のこと

 最年少で5冠となった藤井聡太王将の「森林限界」発言が話題となっている。

 「富士山に例えれば何合目か?」という質問に対し、「どこが頂上なのか全く見えない。いまだ頂上が見えない意味では森林限界の手前。まだまだ上の方には行けていないと思います」と回答したそうだ。天才の謙虚な姿勢と成長への意欲にただただ脱帽する。

 あらためて森林限界とは?ということだが、それは様々な環境に応じて高木が育たたず、森林を形成することができない境界線のことを指す。高緯度や高山地帯、あるいは低温や乾燥などでも境界が発生し、限界線上に現れる。

 天才棋士の思わぬ発言で、きっと「森林限界とは?」と思った方が多かったんだろう。我々林学界にとっては思いもよらないところで関心を持ってもらえたね。

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