山仕事のキツい作業
山仕事(林業)の現場で一番キツい作業は、炎天下での植林や下刈作業です。
間伐などの伐倒作業では、夏場でも日陰で休むことができるのですが、
植林や下刈などの作業は炎天下から逃れることができないため、
毎年熱中症になる人が後を絶ちません。
青森なら比較的涼しいんじゃない?
と思われる方も少なくないかもしれませんが、いやいや、暑いです(笑)
さらに更に、何と言っても一番の恐怖は蜂!スズメバチはもちろん、
アシナガバチだって刺されたら痛いのなんのって。
森林には豊かな恵みがある反面、危険がたくさん潜んでいるのは否めませんね。
増え続ける皆伐放置林
全国各地で皆伐が進んでいます。
読んで字の如く、全てを伐採して禿山状態する最終手段です。
戦後に造成された多くの人工林は、確かに伐期を迎えています。
がしかし、一度に造成された人工林をまた、一度に伐採してしまう。
歴史を繰り返す我が国の林業には呆れるばかりです。
地域には後継者が不足し、高齢化した森林所有者に
一度禿山にした森林を戦後のようにイチから築き上げる体力はもう残っておりません。
山仕事は朝活!
そんな背景のもと、皆伐放置され禿山となった森林を昨年から手入れをしています。
預かったり、譲り受けたり。
でも、従来通りのキツい作業を続けていっていいのだろうか。
熱中症や危険な虫や動物に襲われるリスクと隣り合わせの林業を続けていくことが
果たして未来に繋がる林業になるのか?
そんな疑問を抱きながら始めたのが、朝活です。
日の出とともに作業することで、真夏の炎天下から免れ、
危険な虫や動物もイマイチ活動が鈍いことで、リスクをできる限り抑えることが
できていると思います。
今年も朝日を眺めながら、気持ちのいい山仕事を再開します!
ご興味のある方はぜひご一緒しましょう!
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