「ふるさとの家」で雑巾がけ

日々のこと

(ふるさとの家で木登りとカエル捕り)

午後から仲間達が管理する古民家「ふるさとの家」に息子と向かった。

移築したこの古民家は、今まで自治体が管理運営をしてきたのだが、活用法を見出せなかったため、現在では仲間たちが「保存会」を立ち上げて自治体から管理を任されている。

毎週土曜日を開放日として、囲炉裏に薪を焚いて、茅葺の保存のためにと定期的に燻している。

私は火付けをして、息子は雑巾がけのお手伝い。

保育園に通っていた時は毎日雑巾がけをやっていたんだけど、今ではまったくで、少々というか、かなりの運動不足気味。。1往路で「ぜぇ~はぁ~」笑

思い出せば自分の小学校時代、毎日雑巾がけをやっていたっけ。

なんでも、私の出身地である長野県の学校の掃除態度が珍しいらしいとかで、掃除中は一切、誰も言葉を発する者はいなかった。それが当たり前だと思っていたんだけど、なんかの番組で取り上げていたのを見て「そうなんだぁ」とビックリしたことがあった。

「無言清掃」って書いた紙が校内に貼ってあったっけな。

ところで、このふるさとの家の床はアカマツの羽目板。

多分この辺りに現存する古民家の床は、ほとんどこのアカマツを使っていると思う。

昔の学校もアカマツの床が多かったとか。

以前、古民家で暮らす方の話で、昔は床磨きにウルシの実を布で包み、乾拭きをいつもしていたと聞いたことがある。

ウルシの実はいくらでも手に入るしで、仲間にそんな話をしたら「それ今度やりましょう!」となった。

秋になって実を付けたらみんなで収穫して、床磨きをしよう!

それにしてもピカピカ光るこの床。こうやってこれからも受け継がれていくんだろう。

これが本当の無垢材の魅力なのかもしれない。

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