本日は久しぶりのまとまった雨!
4月から植林を続けてきたが、しばらく雨が降らず、植えた苗木の状態がずっと心配だった。
来週梅雨入りするらしいし、ホッと一安心。
農業にとっても林業にとっても恵みの雨になったのではないか?
ところで、本日の雨で、重機を使用した「林産班」はみな作業休止。植林や下刈を中心とする「保育班」は休まず作業をしている。
「林業って雨の日はどうしてるの?」と聞かれる時があるが、それぞれの判断に委ねている、というのが回答だ。
ただし、重機を伴う作業の場合、道路や林地などを必要以上に傷めてしまう場合がある。
また植林や下刈の場合、合羽を着ての作業になるし、天気が良い時に比べると疲労度が高いかもしれない。
ただし、ある事業体のデータによると、雨の有無による事故の件数を調べた結果、天気が良い日と比べてもまったく大差がなかった。
強風や大雪などの日は論外だが、一概に雨日だからといって作業にさほど大きな影響を与えるとは限らないらしい。
そんな本日。所有するIHI製のフォワーダ「F801」が故障してしまい、現在、長期の入院を余儀なくされた状態だ。
そこでその代替としてレンタルのニッケンから追加のリースをお願いしたので、本日その現場の立会に向かった。
IHI技法より→bf1de7982f67c7408a63e3929f875890.pdf (ihi.co.jp)
前輪がホイールになっており、かなり足が速い。
2kmの距離を1日8回~10回は搬出できる。
それとキャビン内ですべての操作ができること。
いちいち外に出る必要がないし、雨に濡れることもない。
エアコンも完備で快適な作業環境だ。
こういった機械を林業界では「高性能林業機械」と呼んでいる。
もちろん高価な代物なので、日本の山しごとには過大投資では?との批判的な声もある。
そういった議論はまたの機会として、いずれにしても、活き活きと働きやすい職場の環境づくりに努めることはとても大切なことなのだ!
ということを最後に付け加えておこうと思う。
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