【薪づくり】太すぎる薪用原木を片付けてきた

今日も汗ばむ陽気で最高25℃までいった。

問い合わせが後を絶たないなか、ある施設で集めた薪用の原木を片付けてほしいという依頼を受けた。

太すぎ注意

いわゆる薪炭林(コナラ林)を概ね30年ぐらいで伐採し、萌芽更新により資源の循環を狙うのが一般的にいわれている。

今、里山に育つ薪炭林を今まで利用しないまま、高齢級になって太くなり過ぎ、伐採だけじゃなく利用するにも容易ではなくなってしまった。

そういった木をこの施設で受け入れ、ここ何年か集めてきたんだが、薪を割る作業員からクレームを受けたんだそうだ。

「重すぎてやりきれない!」

ここまで太いものが揃うと、それなりの重機が必要だろう。理想ばかりじゃ実際のところ続けられない。嫌になっちゃうんだよね。

樹種にもよる

大型トラックを手配して、まずはきれいに椪積された「ハンノキ」を片付けた。ちょうど25tトラック1台分。

カラカラに乾いていて、なかにはキノコも生えてしまっていた。ここまでいってしまうとチップ会社も受け入れてもらえない。

結局、木の駅で割って、温泉館の薪ボイラー行きにしようと思う。

その他、クルミ、サクラ、ケヤキ、コナラなど、様々な樹種がバラバラに置かれていた。

腐りやすいもの、そうじゃないもの。グラップルで崩して原木の状態を確認した。

「細いものは利用する」とのことで、ダンプを持ってきて5、6台分片付けた。

2年も3年も皮を付けたまま置いておいても腐るものは腐ってしまう。ブヨブヨ、ポロポロになっていればもう処分するしかない。

持続可能とか資源の循環とか、良い言葉ばかり並ぶ議論が苦手だ。

現場をみて、自ら実践してみること。言葉はそれからで良いのだ!

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