現在、約20haの森林を伐採している。
この森林から出てくる丸太を運搬するには、舗装道路(県道)から約2kmある砂利林道を通らなければならない。
以前に、大型トラックの運転手にこの現場を見せたところ、「登っていけねぇ」の一言で返されてしまっていた。
登っていけないとなると、フォワーダなどのキャタピラ付きで運搬する等、その舗装脇まで搬出しなければならなくなる。もちろん、作業効率も大幅に落ちるし、経費も掛かってしまう。
そこで考えた。
搬出する経費と林道を手直しする経費を比較して、どっちが良いのかを。
断然、林道を手直しする方が良いと判断し、作業員とトラック運転手を引き合わせ、どこをどう直せば登っていけるのかを検討してもらった。
「なんだ、やっぱり登っていけるんじゃん!」
鼻から「できない」という相手に対して、どう対応したらよいのか?
ちゃんと言語化して、みんなで共有することが大事だ。その大切さをあらためて感じた。
そんなこんなで、取り敢えず、みんなで(渋々?)納得しながら、手直しに掛かった。
砂利は、2tダンプで10台ほど。
作業員みんながひとつになりつつあるかな?!そんな実感を少しは得られた日となった。
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