直送・合板用アカマツ材の検知

木のこと

松くい虫被害の影響で、数年前から青森県内でもアカマツの伐採・移動制限が掛けられるようになった。

つまり、その松くい虫と呼ばれる「マツノマダラカミキリ」の活動時期は、アカマツの伐採・移動が原則できないことになっている。時期は、この辺りの地域で6月中旬頃から9月一杯まで。したがって、6月中旬までに伐ったものはすべて運び出さなければならないということだ。その主たる用途、向け先は合板材だ。

がしかし!

ここに来て、各工場ともに土場がいっぱいになってしまい、受け入れを停止するところが増えてきてしまった。

これはマズイ!ということで、慌てて検知して、トラックの手配を急いできた。

丸太の市場に出荷する場合は検知をしないで、その市場の方で計測することになっている。

合板工場に直送する場合は、専用の「差し」を使って検知し、それを木材チョークで素がきすることになっている。

差し(JAS)
木材チョークで素がき

トラックの運転手はこれを積み込む際、1本1本検知した丸太をみて、何の径を何本積んだか記録する。

トラックの運転手は直送先で丸太を降ろし、その記録した用紙(出荷伝票)を相手に置いてきたら晴れて取引が完了する、というわけだ。

本日慌てて検知した椪積(はいづみ)は2つ。

結構な量で、一人でほぼ丸1日掛かってしまった。

(飽きた・・・汗)

冬場に伐採した丸太がまだまだ山土場に大量に残っている。

早いとこ片付けてしまわないと、次々と工場がストップするかもしれない。

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