木の駅開設に向けて、とある地域で勉強会を開催しました。
木の駅とは?
山林所有者の高齢化や森林経営意欲の減退など、
いろんな理由で山に足を運ばなくなってしまい、
間伐などの手入れが遅れてしまったり、所有者が不明になってしまったり、
境界が不明確になってしまったりと、嘆きばかりが聞こえる地域林業の現状があります。
そんな中、高知県?を発祥として木の駅という取り組みが全国各地で広がっています。
簡単に言えば、山林所有者がチェンソーと軽トラで
できる範囲で木材を木の駅に運び、現金の代わりに地元商店で使える地域通貨券に交換できるというもの。外国をはじめとして地域外に出ていくお金をその地域内で循環する。
山も地域も元気になる素晴らしい取り組みです。
立ち上げまでが重要
やったことのない、はじめてものに警戒感を示すのはどこの地域でも同じかもしれませんね。
皆様それぞれに抱えている現状があるでしょうし、面倒臭いことに巻き込まれたくない
という感情も働くかもしれません。
思い思い、それぞれでしょうけれど、大事な事は、
『楽しそう』『面白そう』
という思いをどんなに小さくても丁寧に拾い上げて、尊重し合えるかどうかだと思っています。
よそ者のスタンス
木の駅の立ち上げから運営までやってきたので、
ある程度のノウハウはあるのですが、やっぱりよそ者はよそ者。
『お手伝いできます。いつでも声を掛けてください』
そんな気持ちをいつも持つようにしています。
そして、自分が今やっていこうとしている事業の理念に沿うかどうか、
軸足を見失わないように、もちろん、できれば相互に関連していければベストです。
次回は現地で視察会。さて、皆様の反応は如何に。
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