【WOOD JOB!】林業(山しごと)をはじめよう!

wood jobの撮影舞台 仲間

カマドは東京でサラリーマンの経験があります。

もちろん当時、まさか森林・林業の仕事に携わるとは思っていませんでした。

この仕事を通じて今感じていることは、

楽しみ、面白みでしかない!

ということです。

もし、少しでも田舎暮らしをしたいと思っている方、林業(山しごと)に携わってみたいと思っている方がいたら、そんな方々の一助になればと思っています。

今回は、最初の一歩のきっかけになればと思い、関係する団体・組織について個人的な所感とともに記してみました。

「林業」は産業としての規模が小さく、限られた世界感があるので、選ぶ際は慎重に行いましょう。

自伐型林業推進協議会・林業講座

自伐という言葉が全国的に広がりをみせています。

この自伐を説明する前に、林業が抱える問題を少し説明しなければなりません。

「林家」不在

自分の農地(農家)で作物を育て収穫するのが「農業」であれば、自分の林地(林家)で木材を育て収穫するのが「林業」となります。

が、実際は・・・

カマドがこの世界に入り最初に疑問に思ったのは、林業を営んでいる林家がほとんどいないことです。

例えば、当地域の森林組合の組合員数(山主)は約6000人。
そのうち、組合員が所有する森林面積の平均は3~4haです。

農業では広い面積になりますが、収穫に50年、100年と要する林業の世界では、あまりにも規模が小さいと言わざるを得ません。

森林組合がそれら小規模森林所有者(組合員)をまとめ、代わりに林業を行っている、というのが実情です。

木材流通の変化とエネルギー革命

昔は、薪炭(しんたん)林といって、農山村地域の森林は薪や炭などのエネルギーを得ていました。
里山林とも呼びます。

森林が暮らしの中心になっていた時代ですね。

しだいに灯油、電気、ガスなどのライフラインが発展していくと、わたしたち人間にとっての森林の在り方も変わってしまいました。

それは、住宅需要に対する森林の在り方も同様です。
外材の供給力に国産材が勝ることができず、それは現在まで至ってます。

「自分の森林は自分でやる」の当たり前さ

このような背景のなか、自伐型林業推進協議会という団体に賛同する方々が全国的に広がりをみせています。(ホームページはこちら自伐型林業推進協議会

この世界に疑問を頂いていたカマドは、以前からこの団体の活動に賛同していました。

「自分の森林を自分でやる

他業種から参入したカマドにとっては、「当たり前」とも思えるのですが、林業という業界は長く当たり前を当たり前として捉えてこれなかったのです。

ちなみにカマドが今まで応援してきた「木の駅」は、その当たり前のことの一助になる取り組みだと考えています。

自伐型の定義と意義

自伐型林業推進協議会では、

「自伐」は、自分の森林を自分でやること。
これに対して「自伐型」は、他者から森林をお預かりして代わりに林業を行うことも含め「型」として広義な捉え方をしているようです。

現在、全国各地で林業就業支援講習会を行っており、カマドも先日講師としてお呼ばれしました。

技術の習得までには至らなくても、情報を得るには良い機会でしょう。
仲間ができ、見聞も広げられます。

そのほかボランティア団体などが主催する講習会もあります。
失礼ながら「当たりはずれ」もあるでしょうけれど、「体験」できる貴重な機会ですので、積極的に参加するべきでしょう。

注意する点

ここで気を付けなければならないのが、「自伐型」と称して地方自治体が所有する森林を整備させるというケース。

地域おこし協力隊の制度を利用するケースもあるそうです。

カマドも実際に相談を受けたことがありますが、回答に困るほど信じがたい状況です。

林業の「り」の字もわからない者に「あとお願い」と放り出す訳ですから。

農山村は高齢化とともに後継者が不在。このままでは地域を維持していけないのは自明なのです。

「若くて元気なよそ者」が来る。

なんてことになれば、頑張れ!と言葉はかけていても中身は他人事。
特に田舎では、こういったケースが多分にあるので要注意です。

もう一点は、実際に森林を所有して「自伐林業」をはじめる方です。

「林業」という仕事は単調な作業の連続で、かつ3Kの労働環境が付きまといます。
孤独とのたたかい(付き合い)もあります。

いきなり飛び込まず、週末林業からやってみるなど、

「小さくはじめる」を強くおススメします。

自分が本当にやりたい仕事なのか、少し時間を掛けながら焦らず決めていきましょう。

森林組合(林業事業体)

林業の仕事に就くといえば、まずはじめに「森林組合(林業事業体)」が候補に挙がりますね。

林業界は今、植林や下刈等を行う「保育作業」が慢性的な人手不足です。
素材の増産を狙う「素材生産業者」の求人もよく見かけますね。

こういった求人で特に気を付けたいのは、質より量を求めていることです。
重機オペレーター何十年というベテランが、フタを開けてみれば林業の基本をまったく知らない、なんてことはあるある話です。
経営者はもちろん量を求めるでしょうが、そもそも本質が外れていれば考えモノです。

一流の林業人を目指すのであれば、どこかしらで基本を学ぶ必要があります。
後述する林業アカデミーも候補の一つに挙がりますね。

以上、森林組合(林業事業体)を選ぶ際の重要な点を挙げると、

  • 新人を定期的に採用して育成に努めている。緑の雇用事業を活用している等)
  • 広報やDM、SNSなどを利用して、その事業体の活動を頻繁に発信している。
  • 労働安全防止に積極的に取り組んでいる。

といったところが特に重要なポイントです。
問い合わせの際にぜひ確認してみましょう。
案外やれてない事業体が多いので、要注意です。

林業アカデミー

都道府県が運営する「林業アカデミー」がここ数年、全国各地で続々と開校しています。

年齢制限、試験などの条件がクリアできるのであれば、これを活用しない手はないです。

選りすぐりのプロから講習を受けられ、現場作業に必要な資格が取得できる等、これ以上なく優遇されています。

基本的な知識や技術を学びながら情報を収集し、将来の進路をじっくりと決めるのが良いでしょう。

まとめ

  • 自伐型林業推進協議会などが主催する講習会に積極的に参加する。
  • 自伐林業をはじめる際は、時間を掛けながら焦らずに。
  • 森林組合(林業事業体)を選ぶ際は、新人育成に力を入れていることや安全対策に取り組んでいること等を最低限の条件として選択する。
  • 林業アカデミー入学のチャンスを掴み、知識と技術を身に付けて将来の選択を見極める。

以上ですが、少しでも参考になれば嬉しいです。

最初の一歩は皆おなじ。

勇気をもって行動しましょう!


最後に、カマドが経営する「kama土カンパニー」も、「田舎暮らしがしたい」「林業(山しごと)をはじめたい」等と悩んでいる方の力になれる場づくりを目指しています。
まだまだ力不足ですが、そんな様子もここに綴っていきますので、どうぞ応援のほどよろしくお願いします!

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