昨日は、ボイラー故障により閉館中(←あえて強調)の「倉石温泉館」隣り、
ふるさとの家で月1回のピクニックマーケットでした。
ふるさとの家
会場になったふるさとの家は、立派な茅葺きが施された古民家。
五戸町の公式サイトには、「約170年前の農家を復元」とありました。
昔から青森県南部地方は馬産地として知られており、ここには人と馬とが同じ建物のなかで一緒に暮らしてきた様子が再現されています。そのほか囲炉裏をはじめ、当時の暮らしがが体験できる施設となっています。
囲炉裏に火をつけ、おにぎりや汁物を調理。
風が通り、薪や炭から立ち上がる煙が香りととも辺りを包み込む。
イベントには最高のロケーション!
自治体が管理・運営するこういった施設は活用に四苦八苦してますよね。
言わずもがな、主役はハコモノではなく人!
ですね。
そんなことをあらためて感じた日になりました。
子供が走り回れる環境が大切
裸足で駆け回る子供たち。
車を気にすることなく、
大人の視界にある範囲で、
子供たちは思いっきり遊ぶことができます。
そういう思いっきり遊べるところって、今なかなか無いんですよね。
ここはそんな意味でも貴重な場所になればいいです。
カマドは特別なにも準備していなかったので、いつもの通り焚き火台で火をおこし、山のこと、木のことをまったりとお話しできる空間づくりに努めました。
子供たちにはマシュマロを。
マシュマロを絶妙な焼き加減にするのって、結構ムズカシイんですよね。
火の熱さと危うさを感じながら、お好みの焼き加減を追求する子供たち。
この体験は見た目以上に中身が濃いです(笑)
復元(移築)前のエピソード
火のある暮らしを提案するカマド。
この「ふるさとの家」は、いろんな学びを与えてくれます。
毎回、復元以前(移築前)の家主さんがイベントに参加してくれています。
その家主さん曰く、
当時、お父様?が突然、
「こんな暮らしもう嫌だ!」
となったそうです。
毎日毎日、来る日も来る日も、食事もお風呂も何をするにも火を焚かなければならない。
想像しただけでも大変!
やらなければならないってほんとキツイですね。
現代の便利な時代に感謝しながらも、
昔ながらの暮らしを楽しみながら取り入れてみる。
本当の豊かな暮らしはそこにあるかもしれません。
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