【薪ボイラー】地元に愛される温泉施設を未来へ繋ぐ

木のこと

昨日までの雨で、林業現場はグズグズ。

丸太の運搬を後回しにして、今日は道路脇に伸びた雑草の刈り払い等の作業にあてた。こんな日に無理に重機を使うとあちらこちらと壊すばかりだから。

そして午後からは、とある温泉施設の方との打ち合わせに。共通の知人を通じての相談だった。

お昼はもつ鍋

まだ詳しい内容を綴るわけにはいかないが、ご相談いただいた温泉施設が、最近の原油高騰によって経営難に陥っているという。

最近では、となりの三戸町にあった唯一の公衆浴場「こま温泉」が廃業に追い込まれた。

記事→三戸町唯一の公衆浴場 こま温泉が廃業へ|経済・産業・雇用|青森ニュース|Web東奥 (toonippo.co.jp)

記事によれば、やはり原油高と電気代高騰が原因だそうだ。

この相談を持ち掛けられ、早速仲間の「YewVillage(Yew Village|青森から山と暮らしをつなぐ空間をお届けします (yew-village.com)」に相談。

さらに、以前にYewVillageと一緒に伺った、薪ボイラーを得意とする岐阜県の業者「株式会社森の仲間たち (mori-nakama.org)」に問い合わせ、助成金の有無などを確認しておいた。

豊富な湧き水

温泉施設の方のお話を伺うと、やはり原油高と電気代高騰が経営に多大な影響を与えているそうだ。

切実なその内容をお聞きし、あらためて、地域の資源を使った燃料への切り替えをご提案申し上げた。

それにしても、地域にある公衆浴場の実情をいろいろお聞きし、大した助成がない現状に驚いた。こんな時にこそ、税金を投与してほしいな、と個人的には思うのだが。

代表の方は不在だったが、担当の方とリモートで打ち合わせをした。

助成の申請期限は今月いっぱいまで。もう時間がないなかだったので、

「どうしますか?」という私の問いかけに、代表の方は、

「お願いします!」との即答。

もちろん、これから見積を算出し、事業計画を練らなければならない。突貫だ!

でも、こういった話は大体こんもん。間に合うかどうかじゃなく、間に合わせるのだ!!!

「森の仲間たち」の代表の方が早速、岐阜からこちらまで来てくれることになった。

この軽やかな動きが堪らない!

最後に、温泉施設の担当の方と施設の裏にある所有林を拝見させてもらった。

「こども達が遊べる山にしたい」

もちろん、お手伝いさせて頂きます!

経営の核となるエネルギーを地域から得られることによって、そこから育まれる環境に自然と目がいくようになる。

そこに人の関わりが生まれ、本当の意味での循環する資源が生まれるだろう。そしてそんな人と自然の関わりが未来に受け継がれていく。

そんな想いを共有できて、とてもいい時間を過ごさせてもらった。

もちろん勝負はこれから!

結果を恐れず、前へ前へと取り組んでいきたい!

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