ドローンによる森林調査サービス(評価方法②)

森のこと

本日はドローンによる調査を予定していたが、解析システムにトラブルがあって断念。50haの調査には時間も足りなかった。

調査目的は、日曜日に出席する「共有林の総会」に向けて、具体的な数字を提示したかったからだ。

今回は現地に向かい、仕方なくアナログ調査により把握した。

ということで、その調査の様子を綴ろうと思っていたが、折角なので私のところで導入してあるシステムを少しご紹介する。

森林資源情報の把握

3Dデータ

ドローンの普及に伴い、森林・林業分野においても様々な場面で活用されるようになった。

空撮により、その画像から3Dデータを作成する。

この画像は今後、森林管理を行う上でも貴重なデータとなる。

航空写真や衛星写真を頼りにしていても、いつデータが更新するのかわからないからだ。

ドローンを用いれば、自分たちが関わった森林(+周辺)は、いつも最新の画像が手に入る。

我々にとってこの価値は大きい!

材積算出

樹種毎の本数を抽出

3Dデータから「AsisstZ」という解析ソフトを用いて、樹種毎に本数、樹高を計算する。

胸高直径データと掛け合わせることで、対象地における樹種毎の材積算出が可能になる。

ただ課題は、実測とのデータの整合性だ。

樹種、傾斜、天気、解像度など、関係しそうな因子は計り知れない。

ただし、高精度なデータを期待している訳ではなく、ある程度の「傾向」が掴めればいいのだ。

データを蓄積しながら、その傾向を掴んでいきたい。

これからもっともっと活用していくので、今後その結果などについても紹介していきたい。

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