本日はドローンによる調査を予定していたが、解析システムにトラブルがあって断念。50haの調査には時間も足りなかった。
調査目的は、日曜日に出席する「共有林の総会」に向けて、具体的な数字を提示したかったからだ。
今回は現地に向かい、仕方なくアナログ調査により把握した。
ということで、その調査の様子を綴ろうと思っていたが、折角なので私のところで導入してあるシステムを少しご紹介する。
森林資源情報の把握
ドローンの普及に伴い、森林・林業分野においても様々な場面で活用されるようになった。
空撮により、その画像から3Dデータを作成する。
この画像は今後、森林管理を行う上でも貴重なデータとなる。
航空写真や衛星写真を頼りにしていても、いつデータが更新するのかわからないからだ。
ドローンを用いれば、自分たちが関わった森林(+周辺)は、いつも最新の画像が手に入る。
我々にとってこの価値は大きい!
材積算出
3Dデータから「AsisstZ」という解析ソフトを用いて、樹種毎に本数、樹高を計算する。
胸高直径データと掛け合わせることで、対象地における樹種毎の材積算出が可能になる。
ただ課題は、実測とのデータの整合性だ。
樹種、傾斜、天気、解像度など、関係しそうな因子は計り知れない。
ただし、高精度なデータを期待している訳ではなく、ある程度の「傾向」が掴めればいいのだ。
データを蓄積しながら、その傾向を掴んでいきたい。
これからもっともっと活用していくので、今後その結果などについても紹介していきたい。
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