地元テレビ局の取材を受けて

日々のこと

本日、テレビ局の取材を受けた。

今月下旬からはじまる新コーナーで、移住者を対象に「私がここにいる理由」って感じで紹介してくださるらしい。

初回1番バッターが私。

地方に関心を寄せる方や地元の方々にも知ってもらおうという狙い。

YOUTUBEでも発信するそうだ。

青森に来て10数年になるが、今まで何度かこういった取材を受けてきた。

自分を振り返る機会にもなるかな!?といった軽い感じでお受けしてきた。

でもここ最近になって、「この手の取材はなるべくお断りしようかな」とも思っていた。

なぜそう思ったのか。ちょっと纏めてみる。

いつまでも「移住者」のまま…

青森に来てから、まだまだ、ひと様にご紹介頂けるようなものは残せていない。

いやむしろ、特に今のところに越してきてから「こんなことやあんなこと」のビジョンがようやく見えてきたところ。

だから、いつまでも「移住者」として取り上げて頂くのはもういいのかな?!

そう思っていた。

もちろん、どんな理由であっても、ご紹介頂けるということは本当に有難いことではある。

新たなプレイヤーを

よそ者はいつまで経ってもよそ者だろうし、それはそれでいい。

でもいい加減、10年も経っているんだから、もっと次から次へと、

若い人なんかどんどん出てくればいいと思っている。

森林・林業に携わって、なんだかんだと一回りやってきて今思うのは、人をつなぐ場をつくること。

それが私の役目なんじゃないかと、最近そう考えるようになった。

気負ったり尖っていた時期もあったけど、若い人達がどんどん活躍できるように、その下支えをしていきたいと思っている。

もちろん、自分だってまだまだ若い気でいるし、トライも続けていくけどね。

でもやっぱり…

今回取材を受けたのは、若い女性担当者の熱意に負けたから。

真っ直ぐで、熱い気持ちが伝わってきた。

先週末、「下見がしたい」とプライベートで青森市からわざわざ我が家に来たほどだ。

こんな子を裏切れない。。。

何かを残せたのかな?そう思えたら「受けて良かった」と。

本日の撮影は、伐採作業中、薪割り、薪ストーブ、夫婦でのインタビュー。

半日てんこ盛りだった。疲れたね。

今後も取材があるかどうかわからないけど、でもやっぱり、前向きにはなれないかな。正直なところ。

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