いつものように、今日もひとり森林調査。約15haの外周をまわってきた。
立木の状況、作業のイメージ、作業道作設位置、丸太土場の場所、植林の適地・適木、隣接する林地の状況など、様々な情報を歩きながら整理する。
所々、膝あたりまで雪があったので、山に訪れる者はほとんどいない。
ここは集落からかなり離れたところ。
ひとりでいつも歩いているけど、突然ヤマドリがばさばさ~っと群れで飛んだり、キツツキの音だったり、この時期だったらまだ獰猛な動物はいないけど、やっぱり不安になる時がある。
ハラハラドキドキ!「これが最高なんだな!」
ハラハラドキドキも堪らないんだけど、ひっそりと隠れた「巨木や銘木」を発見すると更に興奮する!
整備が遅れてしまった森林内。
そんななかにも、見事に育ったアカマツを発見した。
先駆種であるアカマツは、痩せた土地だとその力を発揮するが、森林そのものが発達してくると次第に先駆種としての役目を終えていく。
整備が遅れたため広葉樹が発達し、腐葉土が溜まって富栄養化がすすむ。
このアカマツの根元をみると、やっぱり腐りかけている。
これが「マツ」の特性だ。
こちらは見事なアカマツの巨木。
残念ながら風雪害で折れてしまっていた。
めぐり遇うのが遅くなってしまった。ごめんね!
はじめて訪れた森林。
人の手が入ることで息吹が再びよみがえる。
それを里山と呼ぶのかもしれない。
お待たせしました!今年お世話になります!
そう心で思いながら調査させていただいた。
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