木の駅出荷者の作業現場を拝見

森のこと

とある集落に住まうTさん。78歳になるこのTさんは地域の山林を長年見守ってきた方。そして、そのほとんどの山林を預かり自ら手入れをしてきた方だ。

本日、そのTさんからいつものように連絡が入り、全部で4箇所ほど山見をしてきた。

移動中Tさんに

「アイコってこの辺りにありますか?」と聞くと、

「アイコってアイッコのことかぁ?そんなの良く知ってるなあ~、そこら辺にあるべえ」と。

昔は湯がいて食べたそうだが、どうも話の口調から積極的な感じを受けなかった。やはり、ここ南部地域ではうまく伝わっていないようだ。

とにかく、ある!ということがわかれば俄然、自信を持って行動に移せる。

すると「あそこの沢だったらきっとあるぞ!!」と突然感が働く。

そして感どおり、あったあった!!

すると「あそこにも?」と、更に感が働く。

この植物は、比較的多雪な地域で、かつ沢の深いところを好むような感じ。

何となく、この植物と繋がることができるようになった気がする。これから自信を持って接していきたい。

ところで話は戻って、

Tさんと4箇所目の山林に向かっていたところ、いつも木の駅に出荷している山主さんに遭遇した。

この山主さん、なんと85歳!

私自身、木の駅で丸太の受け入れはしていても、出荷者たちが実際どんな山づくりをしているのか見たことが少なかった。

「重てぇから、なんぼでも軽くして・・・」

いつも伐採して何か月か乾燥させて運搬しているらしい。

「うまく積めば、1台で6000円になる」

良く分かってるねぇ~。万遍の笑みが本当に印象的だった。

過積載と作業の安全に心がけて、これからも元気に頑張ってもらいたい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました