元気になった息子だが、寝たきり生活が長かったため、体力が激落ち。
ご飯もだいぶ食べられるようになり、元気いっぱいに遊びまわれるようになるまでもう少しか。
そんな息子をしり目に私は薪集め。5年前に取得した所有林に向かった。
はじめて所有した山林
この山林は現在、青森県と私の2者の分収林で、その契約期間は対象木が60年生になるまで。
対象木はスギ人工林で現在37年生。したがって、契約満了まであと23年ということになる。
期間が満了した暁には、晴れて立木を伐採することになる。そこで得られた収益は7:3で分けられるという訳だが、残念ながら3が私の方…。
山のしごと体験
この山林を取得したきっかけは、ある山主さんからの電話から。
その時「山を手放したい」というご相談を受けたんだが、その所有者は同じ県内であっても車で2時間以上掛かるくらいの遠方にお住まいだった。
所有林の近くに実家があったが、今はもう誰もいなくなってしまい、後継者も不在なんだそうだ。
「なんとかして手放したい」
という相談を受けていた。しかしこの「分収林」が正直厄介。なかなか買い手はつかないと思っていた。
その頃、一般から子供まで幅広く、時々、山のしごと体験会を開催していた。
しかし、体験会を開催しようにも、他人(山主さん)の山林をお借りしなければならず、その都度了解を得ながらだったので、当時思うようなフィールドを準備するのに限界を感じていた。
「体験会などのイベント利用に、私が取得してもいいのかな?」と考える。
妻と息子に「山を買おうと思うんだけど…いいかな?」と相談を持ち掛け、「いいんじゃない」と快諾を得られた。
理解ある家族の存在に感謝しながら、こうしてこの時はじめて山林所有者になった。
勝手な手入れはできない
そんな曰く付き?の山林。この分収の内容はあくまでスギ人工林に対してなので、それを勝手に伐採することは契約上許されない。
先日この所有林の様子を見にいくと、道路沿いに横たわる「スギの風倒木」が何本かあった。
折れているし、太さも20cmそこそこ。まだ用材には向きずらいしで、薪にすることにした。
被害木の片づけと道路管理を兼ねてなので、こういった行為は何ら問題ないだろう。
スギの薪だが、被害にあってから少なくても半年以上経っており、もうすでにカラカラ状態に乾燥している。
来シーズン早々に薪ストーブに利用するか、今シーズンのキャンプやBBQで使うかも。有難いなあ。
手ぶらでは帰れない…
ようやく元気になった息子だが、今まで大好きな山菜を食べられていなかった。
この季節に折角プライベートで山に行ったんだから、手ぶらで帰れる訳がない!
森の恵みに感謝をして、有難く頂戴してきた。
山菜食べてもっともっと元気になろう。
我が家のゴールデンウィークはこれからだ!
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