林業卒業旅行(フィンランド・スウェーデン)その1

いざ出航

出発は羽田第三ターミナル。21:50発ヘルシンキ空港行き。

久々の海外でもあったので、不安の一番は13時間の長時間フライト。

そこそこ混んでいて、思っていたよりも大分狭い。。エコノミーってこんな感じだっけか。

WEBチェックイン時に最後尾真ん中を指定したんだけど、これが正解!

思いっきりリクライニングして何とか窮屈さを紛らわす。

右真ん中の席を挟んで外人の高齢な女性がいたんだけど、

しばらくしたらこちらに足を向け寝ている!

「あの~、足がこっちにあたってるんですけど~笑」

またしばらくすると、寝心地が良くなかったのか、頭をこっちに向けて寝てた笑

お互い苦しい環境で、無言の分かち合いが生まれたようでしたよ。

お婆ちゃん、ちゃんと寝れたかな?

僕はほとんど眠れませんでした笑

そして現地時間で朝4時にヘルシンキ空港に到着。思っていたよりは楽だったかな。

「次からは絶対良い席にしよう」そう誓うのであった。

それから6時50分発のストックホルム空港行きに乗り継ぎ。

2時間以上の待機は、同行した皆さんと空港内のカフェで談笑。

フライトは約1時間。到着後、ストックホルム空港からバスでホテルへ向かい、朝9時頃のアーリーチェックイン。

そうそう、フィンランド上空からでもスウェーデン上空からでもみえた景色。

同行した同業者たちは皆口を揃えていう。

「平らだなー」

林業を生業としている僕らにとって、作業する日常の環境と比較してしまうのはもはや職業病なのです。

湖と畑と林が混在している。樹種等の多様性が乏しいといわれる北欧の森林は?!そして林業は?如何に!楽しみだぁ~

ストックホルム市内観光

午後からはチャーターしたバスで市内観光に。車中から街の景色を楽しみながら、最初に向かったのはストックホルム市庁舎。

そう、ノーベル賞の晩餐会、パーティが行われるところ。

ストックホルム市庁舎
青の間
晩餐会場・青の間

市議員会議場
天井

青の間にある北欧最大級のパイプオルガン
そのパイプは天井に張り巡らされている

黄金の間

一番圧巻だったのは、この金箔を壁面一面に貼った大広間。正面には女神像が新大陸とアジア大陸との間に立っている。

ノーベル博物館の近くを散策

それから王宮、議事堂、大聖堂などがあるガムラスタン地区を散策。

素晴しい建築。そしてその佇まい。ヨーロッパだぁ!

統一された建築の裏には、例えば洗濯物は予約制で、時間が限られていたり、

なにかと制約があるそうです。観光で来て楽しんでいるのが一番だね。

最初のディナー

この日の最後は、楽しみにしていたディナー。

ホテルからわざわざバスで、中心街にある地元で評価の高いレストランへ。

じゃがいも?のスープがめちゃめちゃ塩辛く、口の中が痺れた。

メインディッシュはタラのオリーブオイル焼き。これはなかなか美味でした。

その後、デザートも来たんだけど、個人的にはやっぱりというか、お口に合わず。

かみさんが事前に気遣ってくれて、塩と味噌を持たせてもらって、早速大活躍!

でも、これから続く北欧旅が出鼻から心配になるのでした笑

そうそう、それにしても支払い決済はもうすべてクレジットカード社会。

露天のお店なんかもほとんどすべて。しかもVISAかMASTERカードのみって聞いていて。

なので普段使っているAMEXが使えないと思っていたんだけど、どうやらそうでもないようです。

普通のスーパーでも全然使えましたよ。

それとTAXが25パーセントととても高い国だけど、海外観光者は申請で戻るとか。

支払い時に「TAX FREE PLEASE」というとレシートと一緒に申請書がもらえて、帰国時に空港に申請すると後にクレジットカード先の銀行に一部払い戻されるとか。少々めんどくさいなぁ。

ということで、寝不足と時差ボケでダルダルの体調だったので、早めのホテルで休息をとりました。

翌日、やっぱり時差ボケで体内時計が狂った同行者全員、よく眠れないのでありましたー。

二日目に続く。

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