3年目の集落の刈り払い作業

日々のこと

本日は朝8時から集落の刈り払い。。我が家にとっては、はじめての農山村暮らしとなるこの集落3年目。

雲が覆うどんよりとした日だったが、最高気温が16℃ほどで、刈り払い作業にはうってつけの日となった。

毎回、班長が行事の案内を知らせてくれる。確か2週間ほど前、「普請」と書かれたメモが届いた。

「今年もはじまったかぁ~」

ところで「普請」ってなに?


(WIKIより)

普請(ふしん)とは、普く(あまねく)請う(こう)とも読み広く平等に奉仕(資金・労力・資金の提供)を願う事であり、社会基盤を地域住民で作り維持していく事を指し、現在では公共の社会基盤を受益する共同の人々または公共事業により建設(建築と土木を併せ建設という)および修繕、維持する事。


3年目を迎えた普請だが、農山村で生まれ育ってきた「じい様とばあ様」の脅威的な体力には毎回驚かされる。

30世帯で30人の参加。女性参加の世帯は決まり事なのか、刈り払い機を持たずに手鎌。

なので、今回の刈り払い機の参加台数は概ね20台ほどだったか?!

30世帯、参加30人

3班に分かれて、集落の隅から隅まで、道路脇に伸びた雑草を刈り払った。

私が居た班は6人ほどだったか。みんな軽快に刈り払うその姿はさすが。上手い!

でも、これも昔からの慣例だと思うが、自分が刈り払っていると、別の方が数m先を追い越して、また刈り始める。みんなでこの繰り返しをして、徐々に前へ前へと刈り進めていくのだ。

刈り払い作業中のすぐ脇を何度も追い越すって、正直怖い。

きっとみんなそうやってやってきたんだろうけどね。もちろん十分に注意している様子ではあった。

安全規則上はアウトだけどね。これだけがいつも引っ掛かっている。。。

作業終了後、みんなに配布されたのがこれ!

まさかチップソーがプレゼントされるなんて!ビックリ!

「これ高けぇ~のかぁ~」と誰かが言うと、

「これ500円のやつだぁ~、一回使ったらダメになるべぇ」

「でも、刃はいくらあってもいいんだぁ~」

会話のレベルが違う!さすがは農山村で暮らす人たち!

私は午前で切り上げたが、田畑を営む方々は続けて午後もやるんだそうだ。

いやぁしかし、ホント驚異的だ!

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