本日の最高気温は14℃。明日はもっと寒いらしい。
ここ何日か薪ストーブが欠かせない。
そんななか、昨日の薪配達に続き本日も薪のお問い合わせがあった。
「スギの薪ねぇ~か?」
「軽トラ2台分は在庫ありますよ」と伝えると、早速受け取りに来てくれた。
「ちなみにヘッカはあるかぁ?」
訛って「ヘッカ」、なかには「せっか」を言う方もいる。
正確には背板(せいた)。
製材した時に出てくる耳の部分なのだが、それも呼び名に違いがある。
- 背板(せいた)・・・小さくて薄い部分
- 三日月(みかづき)・・・大きくて厚い部分
写真を見てみると、大きさも厚さもバラバラ。
細かく注意すれば、利用できるものがたくさんあるんだが、製材所は注文されたサイズの木材を挽き、それ以外をこうやって番線でまとめて括る。
チップ化してパルプ工場に持っていく所もあるが、チッパーの有無と、例え有ったとしても結構な電気代が掛かってしまうので、なんだかんだと考えものだったりする。
そこで、こうやってまとめて番線で括っておくと、田舎の人達にとって人気の商品へとかわる。
それは、安いうえに、薪ストーブの焚付けには持って来いだから。
丁寧に仕分けをして、何かしらに利用している方もいるそうだ。
番線で括ったサイズは、ちょうど軽トラに積めるサイズ。
ちなみにお値段は、背板で3300円、三日月で5500円。
安い!安すぎる!!もう人気過ぎて、注文も順番待ちの状態だ。
あまり商売にはならないが、余すことなく使い切ることは大事なこと。
ただもう少し、木材の利用をあらためて考えたいところだ。
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