映画「サバイバルファミリー」から学ぶ

日々のこと

 矢口史靖監督・脚本の「サバイバルファミリー」という映画が面白った。

 ある日、突然日本中の電力が止まり、それに伴ってガスや水道といったライフラインが全て止まってしまう。携帯や時計といった生活必需品も使えなくなり、情報網が完全に遮断され、自給自足の生活を強いられる。東京は大パニックになり、徒歩や自転車で地方に散らばる。小日向文世(父役)と深津絵里(母役)の一家が、不慣れなサバイバル生活のなかで生きる力を身につけ成長していくという物語。

 便利になり過ぎた現代社会が考えるべき内容だなあと感じた。

どこまで生きていけるか試してみたい

 無人島生活とかアマゾン生活とか、この手の内容が好きで、観るたびに「自分はどこまでやれるんだろう」とついつい考えてしまう。

 もし、電気、ガス、水道などがなくなったら一体どこまで、何ができるだろう?

  • 燃料(薪、炭)は大丈夫
  • 春~秋ならば山野草やキノコはとれる。
  • コメは仲間から分けてもらえるか?
  • 罠で獣をなんとか捕まえる。
  • 川、海(徒歩では遠すぎる)で魚をとる。

 整理してみると結構やれるかな?鳥や豚などの家畜を飼っていると強いなと思う。

できることを増やしたい

 我が家はキャンプをよくやるので、やれる自信が多少ある。

ただ課題を少し挙げると

  • 釣りの技術をもっと上げたい。
  • 山野草やキノコの知識がまだまだ足りない。

 いろいろ必要なスキルはあると思うが、もしそうなったらなったらで、何とかなるさ、といった感じ。

東日本大震災の時、農山村はドッシリと構えて、割と平穏に暮らせていたんじゃないかな?と思う。

 そんな生きる力をもっと身につけていきたい。

ウッドコンロで強くなる?

 ちなみにキャンプやBBQ、あるいは防災グッズとしてもおすすめなのがウッドコンロ。スウェディッシュトーチとも呼ぶのかな。今やアウトドアショップ、キャンプ場、ネットでも売っている。

 日本の里山にはたくさんの木があるので、無駄なく利用するため薪だけでなくこんなものも作っていきたい。

 上部に十字型の鋸を入れるタイプが主流だと思うが、燃えていくと4つに分離されていき、それぞれが炭化して燃焼が弱まっていってしまう。燃焼を維持したい場合、4つを繋ぐように細かい薪を入れ続けることがポイントになる。

 一方で、ロケットストーブを参考に作ったのが写真のもの。大き目のキリで、丸太上面の中心からL型にくり貫いてみた。細かい枝などをいれて着火する仕組み。最終的には十字型と同じなので、決してその欠点を補っているわけでもないが、これはこれで面白いと思う。ただし穴を開ける手間は十字より大変。着火から3,4時間は楽しめる。

 「自分に何ができるのか?」

 もしもの時のために物を備えることも大事だが、何か一つでも自分にできることを増やしてみる。できれば楽しくやれるものが良い。きっと、心身ともにより一層強くなれる気がする。

 仲間と一緒に森に入って、こんなグッズもつくっていきたい。

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