明日は夫婦で開催する初コラボ企画「汁会」。
過去を振り返りながらプレゼン資料をつくった。たまには人生を振り返ってみるのもいい。振り返りながらリノベーションの記録を綴っておこうと思ったのは、今年の目標を明確にしておくためだ。
薪ストーブが優先
昨年9月頃から開始したリノベ。寒い冬を薪ストーブで過ごすぞ!というのが最優先だった。
そこで最初に手をつけたのが一番過ごす時間が長くなる居間(7.5畳)。
広い山村家屋。黄色の箇所に取り掛かった。
解体は力業。ごみ処理が大変
着手前の写真。
東側の壁には謎の?暖炉風の棚。
天井は埃が溜まりやすい構造。特に、妻はこの天井がお気に召さないご様子。
薪ストーブをどこに置くかはやりながら考えることにした。
そしてまずは取り掛かること!と自分に言い聞かせ、天井、壁を壊した。
煙突設置も含めて、天井が完成したら床に取り掛かろうと考えた。
今までの工程で一番時間が掛かったのは、やはり天井。
重力に逆らい、上向きに作業するって、本当にキツい!
埃は目に入るわ、脚立の昇り降りを繰り返さなければならないわ。
ひと皮剥くと露わになるその姿。断熱材はあっても適当に置いてあって、隙間だらけ。。。
これじゃ断熱になってないじゃん!とひとりツッコミをしながら解体を進めた。
壁と床の解体中の写真だが、この時は天井は仕上がっている。
床の断熱にはスタイロフォームが使われていたが、やはり隙間だらけ。。。
壁の断熱は完璧だった。
我が家の猫が天井裏や床下に潜り込んで悪戯をするので、居間の天井と床が完成するまで、取り壊せなかったキッチンとの境界。
この壁のお陰でキッチンは日が当たらず、閉塞感に満ち溢れていたのがこれで一機に解消!
解放された時は家族一同、「おお~」と感動を覚えた。
ところで、解体には基本「バール」と「ハンマー」と「鋸」がほとんど。たまにどうしても外せないものはチェンソーでぶった切ったりもした。
昔と違って、今は便利な電動工具が揃っているので何かと重宝する。がしかし、仇ともなることをこの解体作業で知った。
金槌でトントンやるのが釘だと思われるが、今やエアーで「プシュプシュ」と簡単に連発できる時代。
解体してみると大変!その釘の量が半端ない!バールを使ってテコの原理で抜こうと思うが、四方八方から打ってあるのでどうにもならない時がたくさんあった。解体作業で一番手間が掛かったのは、この「釘抜き」だ。
次に大変だと思ったのがゴミの処分。
木材はほとんど薪にして使ってしまったが、石膏ボードには困った。知らずに集落の不燃物で出したら引き取ってもらえず、注意を受けてしまった。ちなみに仲間は、ゴミ処理場でダメだと言われたらしい。
えっ?じゃあどこに捨てたらいいの?
我が家は、轍のできた駐車場に敷き詰めた。案外良かったので助かった!
あらためて、ゴミの出ない住まいづくりの大切さを身をもって知った。
不安と焦り?
解体作業を始めて不安になったこと。
それは「騒音問題」。
日中は仕事をしているので、自ずと作業は遅い時間になってしまうからだ。
幸い今までクレームは無かったので良かった。ご近所さんとのコミュニケーションが大事だ。
そして焦りとは、解体しながら見えてくる先々の作業量の多さを知ること。
冬までに本当に完成するのか?
楽しみながらも焦りは隠せない。
DIYでリノベーションを行う際は、費やせる時間の確保とともに、細かい作業の区切りを決めながらやっていくのが大切だ。
いずれにしても始めてしまえば何が何でもやるしかなくなるので、踏みとどまってばかりならばやってしまえ!
それがバール片手に開始した時の心境。
(②につづく)
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