同じ集落に住む昨年新規就農したご夫婦と仲良くさせていただいています。
昨年薪ストーブ暮らしがしたいとのことで設置工事を承りまして、
薪はどうする?
というところから、それじゃお互い得意なことを交換しよう!
ということで、昨年から薪と野菜の等価交換をしています。
信頼できる相手だからこそ
人にはよく
「それが成り立っているなんてすごい」
なんて言われますが、気になるところですよね。
最初の取り決めは、
- お互い1年間の必要量を交換すること
- 薪は小屋まで置いてくるだけ
- 野菜は週1回届けてくれる
- 問題があったら話し合いのうえ修正しよう
とまあ、ざっくりお互いで取り決めまして、昨年からはじめています。
確かに、それぞれの市場単価ややり取りの手間などを細かく見ていけばツッコミを受けそうなこともあるかもしれませんが、そこはやっぱり信頼できる仲間。問題があったら修正して、
お互い無理のないようにやっていきましょう
ということに。ありがとう!
等価交換!
学んだことや修正したこと
昨年学んだことや修正したことなどを記しておきます。
- 古民家に薪ストーブを設置。住宅の断熱性能を考慮しなかったため、ストーブの熱が屋根裏から全て逃げてしまい、設置後1ヶ月ほど寒い環境になってしまった。
- これによって、薪の消費量が想定をはるかに超える量になってしまった。
- 薪のストックが足りず、シーズン終盤は他店から購入いただいてしまった。
- 合わせて、乾燥も間に合わないため、スギをメインに乾燥の早い樹種で賄った。
- チェンソー道具一式を購入いただいて所有山林に案内。等価交換以外でも自由に入手できる環境をつくった。
- お互いの仕事を少しでも理解したいため、家族で時々畑作業のお手伝いに行っている。
- 野菜セットを段ボールに入れて我が家まで届けてくれるが、ご近所さんから何を運んでいるのやらと、相当に怪しまれる(笑)
ざっとこんな感じでした。
広がる「等価交換」
お仲間の野菜農家さんがいろんなところでこの等価交換の話をすると、
うちもやりたい!
と広がりを見せているそうです。
聞いた話しですと、
- 野菜とマッサージ(施術代)
- 野菜とサーフィン(体験料)
- 野菜とリフォーム代
だそうです!この取り組みは本当いいです。
カマドもこんな等価交換を募集します!(笑)
ジビエ肉、卵、お魚・・・(笑)
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