(水源地から近い所有林)
昨日と打って変わって晴れ晴れとした本日。気温は最高で25℃。お出掛け日和とは今日のこと。最高の休日だね。
こんな日、妻はべんがら染めWSで終日八幡平市へ。
私は山仕事に勤しみたいと思い、所有林に行っていろいろと。山があるって本当に豊かだなぁ~としみじみ実感してきた。
そうそう、今朝ネット情報をみていたらこんな記事を見つけた。
山林の売買はどうやる? 相場の調べ方や手続きを解説!(相続会議) – Yahoo!ニュース
山林の取得方法についてわかり易く解説されている。注意点なども参考になるね。
そもそもこういった情報が記事になること自体、時代の流れなんだろうか。
確かに、毎日のように山林所有者の皆様と接している私だからこそ思う、手放したい人が多いことの現実。
そして、エネルギーを含めた「自給自足」への憧れからくる、取得したい人の一定のニーズ。
両者をうまくマッチングできたら良いなと考えているが、先走って、安直な行動に繋がらないようにいつも考えている。
過去ブログ→森林・林業の仕事に携わる理由 | カマド日記 (kamado-company.com)
所有林に行って、作業をしながらふと思い出した。
先週、ある事業体の方から情報が入る。その事業体が公開しているHPに問い合わせがあったそうだ。その内容は、
- 都内に住む20代男性
- 自給自足を目指し、山林を探している
- 沢があるか、湧き水があるところ
- 面積は5000m2~10,000m2ほど
- 予算は丸ふたつ
上記の内容について、情報提供がほしいとのことらしい。この問い合わせの件について、完全に私に振られた。。。
それはそうと、この件について、正直「う~ん?!」といった感じだ。
というのも、どうして青森のこの地なのか?自給自足っていったって、実際何をするのか?目的は?今までどんな経緯や経験があるのか?・・・・などなど。
手放したいと思っている現所有者とマッチングしようにも、いきなり過ぎてどうしたら良いのかわからない。
取り敢えず、情報を得たいという気持ちは分かるが、こちらの立場からしても、どんな回答をしてあげたら良いのか戸惑うばかり…。
ただ、興味を持ってもらえること自体は本当に有難いことだと思う。
なんとか相手の思い描くお手伝いできれば幸いだとも思うが、ここは青森。簡単に行き来できる距離ではない。
大切なことは、自分の手で触れてみて、現地の空気を感じてみる。だから、5感を働かせて感じてもらえるような場づくりの必要性を強く感じた。
決して、ネット情報だけでは得られないものが芽生えるはずだ。
否定ばかりしていても仕方ない。行動あるのみだね!
そうそう、上述のYahoo!ニュースで紹介されている「土地総合情報システム」を開いて、昨年取得した所有林の情報があるか確認してみた。
地価公示・地価調査・取引価格情報 | 土地総合情報システム | 国土交通省 (mlit.go.jp)
取得した山林の地区の情報を検索してみたが、「大字」の括りでも情報は1件だけだった。
「あれ?もしかして私が取得した情報のみ?」
その1件の内容は、〇〇m2以上、〇〇万円
という曖昧な情報だけ。う~ん、あんまり参考にならなーい!
いずれにしても、ネット情報だけでなく、なにかのご縁や繋がりを頼りに、現地に行って実際に触れてみてほしいと思う。
私もそんな場を用意していくので、もう少しだけお待ち頂きたい!
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